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2023.12.08
終活はやらない方がメリットあります。
「終活」って何?
と改めて問われたらどう答えますか?
ウィキペディアには人生の終わりのための活動、と書いてありました。
漢字の意味から推測して、そんな風にとらえても仕方がないんでしょう。
だから、やる気が起きないんですよ。「終活」なんてものをね。
人生の終わりのための活動だなんて縁起でもない。
もしもあなたが
またはあなたの身近な大切な方が余命宣告をされていたら
「終活」なんて呑気なこと言ってられません。
残された時間をいかに大切な人と大切に過ごすかを考えます。
終活なんてやっている気持ちの余裕はありません。
でも、もめないように遺言は残しておいた方がいいでしょう。
本音のところ、積極的にはやりたくない「終活」ですが、やらない場合の大きなメリットが二つあります。
今回はそのメリットをお伝えしますね。
1.費用がかからない
もし相続相談の専門家である私に「終活」を依頼されたらお金がかかります。
つまり、専門家に頼むとお金がかかるんですよ。
将来、認知症になるかどうかも分からないのに、いざという時の備えとして「任意後見制度」や「家族信託」の契約をしようと思えば、これもお金がかかります。
「生前贈与すれば、相続税が少なくなりますよ」
そんな事言われたって、あなたが死んだ後に相続税が多かろうが少なかろうが知ったこっちゃないですよね。
それに生前贈与したら、あなたのお金が減るからいやじゃないですか。
ね。
「生命保険に入れば、譲りたい人にお金を渡せますよ」
なんて言われても、この年になって今さら保険契約なんかしたくありませんよね。
2.面倒なことに向き合わずに済む
もし相続相談の専門家である私に「終活」を依頼されたら、根掘り葉掘り聞きまくります。
言いたくないこともあるし触れたくないことも思い出さなきゃならないし、そんないやな時間を取りたくないですよね。
「任意後見制度」や「家族信託」だって、契約書だの公証役場へ行かなきゃならないとか、そんな堅苦しい場所へ行きたくないですよね。
生前贈与だって、長女には渡してやりたい気持ちはあるが長男には渡したくないんよね。
すると不公平だとか何とか、生きてるうちにもめ事になるのはいや。
もめるなら、死んでからにしてくれ。
生命保険の営業の人は、商品を押し売りされるみたいでどうも信用できないんよね。
今の自分の財産も減らしたくないし、面倒なことはしたくないし
やっぱり、「終活」するのは、やめにしておこう。
でも、もし気が変わって「終活」しようかなと思われたら、相談する相手は慎重にね。
迷わず、【相続相談の専門家】を思い出してくださいね。
費用がかかっても、相談しておいて良かったと思ってもらえますから。
この記事を書いた人
たつみ相続相談オフィス/辰巳博
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