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2024.07.19

物忘れは、認知症予備軍なのか?あなたも物忘れ増えてませんか?

顔は覚えているのに名前が思い出せない。

何かを取りに2階へ上がったのに、何を取りに来たんだっけ?

昨日用意しておいた書類、どこに置いたっけ?

 

あなたも経験ありませんか?

 

若い時は単なる「忘れん坊」で済まされていたかもしれませんが、年齢を重ねてくると次のような心配をしてしまいます。

これってひょっとしたら「認知症」の症状かもしれない。

 

認知症は年寄りだけの病気(症状)だと思っておられませんか?

実は若い人でも発症するんです。

 

若い人とは、18歳から64歳までの人たちのこと。

2009年の厚生労働省のデータ(少し古いですが)では、10万人に約50人程度といわれています。

パーセントで表すと、0.0005%です。

低い数字だから何も気にすることはありませんか?確かに予防の方法もはっきりとしないのに気にしても仕方がありません。

推計では、37,800人の人が「若年性認知症」だといわれています。

 

認知症じゃなくても、年を重ねることで色々な体の機能が少しづつ衰えてきます。

物忘れが多くなるのは、病気ばかりではなく自然なことです。

 

いくら自然だといっても、もし認知症の初期だったとしたら、何か対策をしなくっちゃ、と思いますね。

 

まず、記憶には3段階あることを知りましょう。

1.記憶すること

2.記憶したことを、記憶し続けていること

3.必要に応じてその記憶を思い出すこと

 

通常の物忘れは、「3番の思い出せない」ということがほとんどです。

加齢によるものなので、認知症の心配はありません。

 ただ、加齢によるものか、認知症によるものか?

その判断はあるのでしょうか?

 

冒頭の例に戻ると認知症の場合は次のようなものです。

顔は覚えているのに名前が思い出せない。→ 会ったことそのものを覚えていない。

何かを取りに2階へ上がったのに、何を取りに来たんだっけ?→ 何故私は2階にいるのか分からない。

昨日用意しておいた書類、どこに置いたっけ?→ 書類を用意したこと、そのものを記憶していない。

 

認知症の場合の「そもそも最初の記憶をしていない」という場合には、自分で自分のことを「認知症かも?」と判断することは難しいかもしれません。

 そうなった時、あなたは誰に頼りますか?

この記事を書いた人

たつみ相続相談オフィス/辰巳博

 

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